16番水沢観音 15番白岩観音




当初の予定は

白岩山長谷寺  五徳山水澤寺


でした。

まずJR高崎駅から水沢観音経由、伊香保温泉行の群馬バスで。一日4便しかありません。

9時55分発。11時ちょっと過ぎに水沢観音到着。

バス停から陶器市を右手に見つつ歩けばもう境内。

水沢うどん街から続く参道を通り、階段登って山門くぐる参詣者は皆無でした。

ちゃんと山門から入りましょう。

    


小雨が降っていたので、白っぽいです。

右が、回せる地蔵堂(六角堂)

マニ車は右回りですが、これは左回りに回せます。

拝観料もないし、宝物殿も無料拝観できるし、陶器市はあるし

札所としてより、地元の気軽におまいりできるお寺として親しまれているようです。


水沢うどんを食べ、12時38分の高崎駅行きで箕郷へ。見所盛りだくさんで、ちょうどよかったです。



箕郷本町というバス停で降りて、青い線にそって白岩観音まで歩きました。

降りたところは箕輪城跡近くで、鳴沢湖近くを歩きました。


江戸時代の古民家もありました。

江戸時代の巡礼道でもあり、江戸時代の巡礼も眺めた風景と思うと感慨もひとしおです。

坂東観音霊場は札所間の距離が長いものが多いです。

鎌倉を除けば数少ない

札所間を歩けるコース

ではないでしょうか。

あとは益子西明寺と笠間佐白観音くらいでしょうか?私には無理だけど(^◇^;)

箕輪城は「真田丸」にも時々出てきますが、

戦国時代は関東三大名城の一つ。

城主長野業政の代に武田に攻められ落城。

子供のころ新聞連載で池波正太郎の『剣の天地』を読み箕輪城落城悲話に興味があったのです。

『剣の天地』の主人公は上泉伊勢守信綱。

http://kamituke.web.fc2.com/page076.html

箕輪城や上泉伊勢守信綱なんてマイナーと思いきや、いろいろな本があるようです。

上泉を「こういずみ」と振る本があり不思議に思っていました。

現在も上泉氏が城主をしていた大胡城跡近くの上毛電鉄の駅に上泉があり駅名は「かみいずみ」なのです。

どうやら江戸時代に上泉氏の子孫は二派に分かれ一方は「こういずみ」を名乗っていたため、上泉伊勢守を「こういずみ」と読む人がいるようです。

伊達氏も戦国以前はイダテを名乗っていたというし、よくあることのようですね。


疲れて、白岩観音では写真撮れず、御朱印のみです。