八溝山日輪寺
坂東観音霊場屈指の難所。一泊覚悟でしたが、朝早く出て、夜遅く帰れる日が突然作れたので、急遽お参りを決行しました。
最寄りのバス停から山道往復四時間というのがかなりの負担でした。
ウチから日帰りだと最速で十時四十二分発常陸大子発蛇穴行きバスです。
四十五分程乗って終点で下車。
後はひたすら歩きます。
一時間四十五分位で日輪寺につきました。
疲れて、御朱印の写真しか撮れませんでした。
八溝山登り口の駐車場辺りから日輪寺遊歩道を歩きましたが、とてもきつかったです。
途中にわさび田がありました。
Google Mapで日輪寺遊歩道を通るコースが作れません。
名水や、八溝山頂を通るのが一般的?
もう少し上の日輪寺旧参道の方が楽だったかもしれません。
八溝山頂に行ってから日輪寺に行くコースもあります。
帰りのバスは午後五時五分、蛇穴発常陸大子行き。
山頂に行って帰っても時間的には余裕でしたが気持ち、体力に余裕が無くて行きませんでした。
で、とても長い待ち時間になってしまいました。
山頂付近は格安スマホに3G電波が届きましたが、山あいには電波が届きません(泣)
携帯電話のメールは通じるようです。
ガイドブックや経験者のblogを拝見すると
蛇穴から鳥居をくぐって細い舗装道路県道28号線を登るのが普通です。
が、2014年に県道248号線が開通して、
この道は28号線よりなだらかで、舗装道路だけで日輪寺に行けます。
帰りはこの道を下りました。分岐点まで一時間半でした。
28号線の分岐点を少し下がった所に磯神というバス停がありました。
バス停から分岐点まで少し遠いです。
行きのバスの自由乗降区間ですので、
運転手さんに、248号線との分岐点で下ろして下さい!
と勇気を出して言えば良かったと猛省しています。
ギリギリで午後5時48分常陸大子発水戸行きに乗れると思いきや、事故のため三十分以上の遅れ。
駅前の玉屋旅館の奥久慈シャモ弁当でなく、駅前の立ち食いそば屋で、一息。
常陸秋蕎麦とは程遠かったです。
でも、一泊を覚悟していたので、どうにかこうにか日帰りできて良かったです。
袋田の滝も竜神大吊り橋も観光したことがあるので、
観光に未練はありません。
ウチで家族旅行したあと、袋田の滝に新しい観瀑台が出来たり、袋田観光ホテルが思い出浪漫館に変わったり
わずか十年の変化に驚きます。
袋田観光ホテルの頃は元大関雅山関のお父様が社長さんで、ロビーに雅山関の化粧回し姿の写真が飾ってありました。
雅山関のご実家は茨城観光グループの創立者一族だと宿泊したとき聞きました。
竜神大吊り橋は、対岸に移動するための橋でなく、行って帰ってくる観光用吊り橋。
人と人、地域と地域を繋ぐ橋の本旨に悖ります!
いつも行きに一本帰りに一本ペットボトルの飲料を買います。
この日は、買わずに、日輪寺の清水を飲みました。
掛樋(筧)で運んだ湧き水?が飲み放題でした。
日輪寺と八溝山頂の間に名水があるのです。
コーヒーに使っても美味しそうなお水です。
ところで、今時のペットボトルホルダーが外についたリュックが欲しいのですが、買えません。
子供のオムツ入れていたリュック+百円ショップの吊すホルダーです(笑)
巡礼はなるべくストイックに、新しいものは買わないポリシーです。
翌朝日輪寺でいただいた清水でコーヒーを淹れたら、心なしか美味しかったです。
少し鼻風邪気味。
昨日登りで汗をかいたあと涼しい中腹で休憩したので体が冷えました。
慌ててウィンドブレーカーを羽織りましたが、保温には不十分でした。
いつもの普段着のズボンでなく、伸縮性の化繊のズボンを穿き、化繊の下着を身に付けましたが、汗対策が不十分でした。
ハイキングや登山が目的でなくても
最低限の知識は必要でした。
この反省を秩父の大日峠越え、札立峠越えに生かします!